Agriculture

畑の長い話

エルサレム散策

奴隷商人の暗殺でエルサレムを散歩。

岩のドームを単に「つるつるして周りが開けていてのぼりにくいビューポイント」...って通過しかけて、降りてひとつスリ任務をこなしてから「ワアアアここ岩のドームじゃん!!!」ってなってのぼり直した。あと富裕地区の北に、近づくと綺麗なグレゴリオ聖歌が聞こえてくる教会があったけどあれはもしや聖墳墓教会だったのだろうか...

物乞いが多い。あとすごい接近してくるね。富裕地区しか今回のミッションでは入らなかったんですけども、貧困地区はどうなっているんだろう。

奴隷商人の言からすれば彼は落伍者(病人、老人、物乞い、娼婦)の救済にあたっていたらしくて、アルタイルさんも彼の暗殺後に「それどういう...?」ってアルムアリムおじいちゃんに聞いてる。おじいちゃん曰く、「落伍者になったものを、救いあげることが忠誠心を培う」らしく。アルタイルさん「手間がかかりますね」とか言っているけど、一度全ての地位を失って、アルムアリムさんの言うなりにひとつひとつ取り戻している過程のあなたはまさしく手間をかけて忠誠心を育てているのでは...?

戦闘が下手すぎて、あとてんぱると途端にハシゴすら登れなくなるので、まだまだ先は長そうです。投げナイフもらったぞー!!

ダマスカス散策

アサシンクリード2日め。

先日到着したダマスカスの街のビューポイントをめぐりながら、調査ミッションを一通りこなし、タミールさんなる商人をとりあえず暗殺することに相成りました。

 

調査は全部やらなくてもいいみたいなんだけど、序盤で慣れたいなと思って全部やっといた。尋問(物理)。あと、なんだかんだビューポイントも全部めぐりました。シンクロして視界がぐる〜〜っと回るの好きー!!かっこいい!!

 

 

街頭演説のひとを見ていて、こういう政治的な演説がなされるってことは、ある程度「公共空間」みたいなものが存在するわけで、果たしてこの時代にこういう景色は本当にあったのかな〜とか思った。街頭演説って「公共」に向けて喋るって発想がないとできないんじゃ?と私なんかは思っちゃうけど、実際どうだったんでしょね。街がガヤガヤしてて、歩いてて楽しいですね。

 

無事に暗殺はできました!一回デズモンドくんも休憩もらえた。ふとんで寝る一瞬、なんか漢字?みたいな映像がはさみこまれたんだけど今後意味がわかるのかな!期待。

 

とりあえずアルムアリムおじいさんのところへ帰るらしいです。えーーもっと街歩きしたい!!次はまた別の街に行くのだろうか。

 

 

 

『キング・アーサー』人類未踏の生ビール(夏にぴったり)【映画感想】

本日のごはん:『キング・アーサー』(原題 "King Arthur: Legend of the Sword")

料理した監督:ガイ・リッチー

脚本:ガイ・リッチー、ライオネル・ウィグラム

音楽:ダニエル・ペンバートン

主演:チャーリー・ハナムジュード・ロウ、アストリッド・ベルジェ=フリスベ(なまえかっこよすぎません?)、エリック・バナエイダン・ギレン

(敬称略)

味:のどごし爽やか生ビール

おいしかったですねキングアーサー。めちゃくちゃおいしかったですね。アンクル2を求めすぎてカラッカラの喉に突如流し込まれたガイリッチー印のビールのおいしさといったらなかったですね。夏ですし。最高だよ...最高...

とりあえず、これから喉がかわいたとき、「とりあえず、キングアーサーいっとく?」みたいな存在になってしまうのは間違いないです。「別に...大好きってわけじゃないけど...」とか、「まあなんとなく」とか割とひどい扱いをされながらも、きもちよく酔っぱらうための一杯目、楽しい乾杯にはキングアーサーが選ばれるったら選ばれるんです!!以下ネタバレ!!

 

 

まず謝罪から入らせてください。
なんか...いろいろウダウダいって...観に行く遅くなって...ほんとすみませんでした...ガイリッチー先生!!!!!先生!!!おれガイリッチー先生についていくよ!!!これからもついていくよ!!!だから「おもしろい映画撮ってるつもりだけど...誰も見に行かなかったし???」などとインタビューの場でいじけずにこれからもたくさん映画を作ってくださいおねがいします。これからはぜったい初週に観に行くから!!約束するから!!「なんか予告編からおもしろさが伝わってこない」とか言って本当にごめん超おもしろかったです本当なんです

というわけで全世界的に興行収入がイマイチだったことということになりそうな悲劇の爆おもしろ映画キングアーサーです。ビールでしょ。ビールだよこれ。人類がまだビールを飲んだことがないと想定してみてほしい。夏のあっつい盛りに「なんでもいいから飲み物」って頼んだらビール出てくるわけ。でも誰もビール知らないから、「ちょww泡出てんだけどww」とか「なんか色黄色くない?大丈夫?」とかさんざん言われるわけ。飲んでみたら喉にぐっとくる飲みごたえ!つめたい!苦い!炭酸!カーーーッ!!!ってめっちゃきもちいいんだけど人類はそのきもち良さに慣れてないわけですよ。「ビール飲んだ時のきもち良さ」を快感認定してないの!まだ!!だから、「悪くないけど....うーん?」「これは...うまいのか?」っていう話になっちゃうんですよ〜〜おいしいったら〜〜。一方でシャンパン求めてきた人とかゆずサワー求めてきた人からは「うーん違うな」って言われちゃうし。それはしかたないんですよ。ビールなんだから。高級感も甘みもないんです。ビールにはビールのおいしさがあるのです。

何を言っているのかわからなくなってきましたが、私はビールことキングアーサー大好きでしたね。最初、キャメロット城にすーーーーーっっとカメラが滑って寄って行くオープニングで「ひそひそ...ひそひそ...」と音楽が始まった瞬間「あ、好き」と直感しまして、最後まで幸いにもそれはくつがえされませんでした。突っ込もうと思えばツッコミどころはたくさん、あると思いますが、私の中から「つっこみたい」という気持ちは聖剣無双とともに消し飛んだのだ。
メイジの動物瞳孔変化!象(某指輪映画とさすがにネタ被りするかなっ?って心配したかもしれないガイリッチー監督は華麗にサイズをでかくした)!!ヌタウナギの姉妹!!ドラミング!!カンフージョージ!!ジュードロウの火の玉芸とコールアンドレスポンス!!聖剣無双!聖剣無双!聖剣無双!チャリハナのちんぴらスーパーかっこいい歩き!!
とものすごい要素を兼ね備えながら映画としては意外に正統派のつくりをしているような気がします。そんなにとんでもないことばかり起こるわけじゃない。アーサーには、なんか魅力があって、ほんと主人公なんですよねえ。脇役(後の円卓)もめっっちゃ魅力的だし、ユーサー王とかマギーとかイグレイン妃とか登場回数の少ないキャラクターも、どんな人なのかうかがわせる顔立ちをしていて思わず情がうつっちゃう...。ジュードロウ氏の演じるヴォーティガンもなんか魅力的としか言いようがないですね。

おもしろいじゃんキングアーサー。
びっくりするほどおもしろいじゃん。

つまり、この映画が評価されるためには、ビールが「ビール」というジャンルを確立させているように、ガイリッチーもまた「ガイリッチー」というジャンルとして確立されるべきだと思います。シャンパンとかゆずサワーのジャンルの中で評点しようとするからうまくいかないのです。ガイリッチー映画はガイリッチー映画としておいしく飲むべき!!!そうやって真夏のすべての宴会でキングアーサーがぐいっと行かれるようになれば、きっとアンクル2も制作されるはず。そう思いませんか。

 

 

アサシンクリードはじめました

https://twitter.com/hatake_ager/status/805568275853606912

 

なんてこった半年経っている。買ってから。プレステの3を。

夏ですが冷やし中華ではなくてあさしんくりーどをはじめました。ツイッターであまり書いちゃうと、未プレイの方にネタバレになるかなと思ってこっちをプレイ日記みたいに使おうかと思っています。

 

とりあえず、私の最後に自分のうちでやったゲームは聞いて驚くなかれ、FF12なので、グラフィクがきれいでびっくり!鷲!鷲かわいい!

操作感も結構体感型というか、わかりやすくて安心です。落下ダメージあるの結構大変かもしれないけど今日みたいに藁なしイーグルダイブしなければ大丈夫そう。

 

ていうかガンガンSFでびっくりなんですけど。映画、忠実じゃないか!!!すごい映画っぽいぞ!!逆か。映画が無印アサシンクリードっぽいんでしょうかね。

プレイヤー→マイルズくん→アルタイルさんの順番で没入(流入?)するんだろうなって感じで、メタのミルフィーユ?になっているせいで、チュートリアル自体も物語の一貫に組み込まれてておもしろい。「アニムスを終了」ってしたらタイトル画面じゃなくてマイルズくんが起きたのすごい面白かった。そうか!アルタイルさん→マイルズくんまで戻れただけでマイルズくん→プレイヤーはまだなんだね!

 

あと馬がかわいくて、教団もいろいろ世知辛いところみたいですが馬がかわいいのでもういいです。馬がかわいいすぎてすぐギャロップしちゃって追っかけ回されてますが、テンプルの人を数人仕留めつつ少し操作に慣れてダマスカスに着いたので、今日はここまでとします。

 

 

『ラ・ラ・ランド』メロンソーダと見せかけてジンジャーエール【映画感想】

本日のごはん:『ラ・ラ・ランド』(原題 "La La Land")

料理した監督:デイミアン・チャゼル

脚本:デイミアン・チャゼル

音楽:ジャスティン・ハーウィッツ

主演:エマ・ストーンライアン・ゴズリング、J・K・本作では普通の人なのになんかすごく怖い・シモンズ

(敬称略)

味:本物のショウガを使って作っているタイプの、味も辛みもしっかりなジンジャーエール

・物凄く色がきれいなのでメロンソーダに見えるBUTジンジャーエール

・しっかり辛い

・でも、ソーダ!やっぱりソーダなんですよ!NOTショウガの搾り汁

 

 喫茶店とか、洋食屋さんとか、ショーウィンドーに飾ってあるメニューの女王様たるきらきらのメロンソーダ。たいへん綺麗でかわいい色あいと、「アイスの載ったこれを頼んじゃうなんて、幸福でしかないのでは....?」という期待感がありますね。

 この冬たいへん話題になったこちらのソーダ、事前のおしらせをガラス越しに見つめて「うわあ、メロンソーダだ!」とるんるん頼んだ多くの方と同じく、わたしも大変びっくりいたしました。メ、メロンソーダじゃない!!終始メロンソーダにしかみえないキラキラの色彩だけどこれジンジャーエールじゃん!?しかも、「ジンジャーエール味の炭酸飲料」じゃなくて、めっちゃしっかりショウガが入っているやつではないですか。 喉がカーーッと熱くなるタイプの。

 予想していた味とちがったこともあってか、その素晴らしい美味しさもあってか、様々話題になりましたね。こんなのが飲みたかったわけじゃない!と思われた方もいたかもしれません。

 でも、それでもこれ、ソーダなんですよ!確かに辛くてガツンとくる味なんだけど、ぱちぱち弾けて、しっかり冷えて喉が気持ちよくて、また飲みたくなる感じ。ショウガの搾り汁じゃなくて、ソーダなんですよ。

 

以下、具材(ネタバレ)

 

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『アサシンクリード』~謎のいきもののモツ煮込み【映画感想】

本日のごはん:『アサシンクリード』(原題 "Assassin's Creed")

料理した監督:ジャスティン・カーゼル

脚本:マイケル・レスリー、アダム・クーパー、ビル・コラージュ

音楽:ジェド・カーゼル

主演:マイケル・ファスベンダーマリオン・コティヤール、ジェレミー・顔怖い・アイアンズ、アリアンヌ・ラベッド

(敬称略)

味 

~謎のいきもののモツ煮込み~

・あっつあつなのでとにかく体があたたまる

・「何」のお肉さんなのか、具材が分からなくても煮汁は最高にうまい

 

 みなさん、モツ煮はお好きですか。私は大好きです。今回ご紹介するモツ煮という名の『アサシンクリード』ですが、とにかく熱々です。冬に食べるアッツアツのモツ煮ほどおいしいものないですね。料理した方、制作にかかわった方みんなの熱量と愛情を感じて、それだけでお腹があたたまります。

 肝心の何モツなのか、なのですが、正直わたしもこれを書きながら分かっていない気がしています。というか確実に分かっていません。原材料のお肉は、広~~~く一般には流通していないこともあってか、お肉愛好家のみなさんたちの間では、こちらのモツ煮を「こういうのを待ってたんだ!!」と貪り召し上がりながらも、「このお肉、知ってる人いる...?なんのお肉か、知らないままだとこのモツ煮おいしくないんじゃ...?」と不安に思ってくださる方もお見掛けいたしましたが、結論から申し上げて私にはめっっちゃおいしかった!!です!!何を煮込んだ結果の煮ものなのか、分かっていればもっといろんな味わい方もできるんだろうな!?という一抹のくやしさこそ抱きつつも、なんて旨い煮汁なのでしょう。お肉さん本体のほうも食べてみたいなあ否必ず食べます、と決意を固めてしまいました。

【以下、具材(ネタバレ)】

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畑のカンボジア遺跡旅番外 骨のある町

夏を予感する季節というのがひょっとすると夏そのものより好きかもしれない。
あついくらいの風がまだ少し爽やかさを残して吹く午後って、ただでさえノスタルジックだと思うんですが、なんか例年にまして懐かしさを強く強く感じる。

それはこういう風が、3月のカンボジアに吹いていたからだと今気がついた。

いろいろなことを思い出したので、その勢いで書きます。特にまとまりはないです。誰かや何かを攻撃しようとはしてないです。

 

カンボジアの、首都プノンペンの次に人が集まる観光都市シェムリアップの真ん中には、骨がある。

 

そこはキリング・フィールドという名前でガイドブックに載っている。ワット・トメイというのがお寺の本当の名前だ。
ほんの数十年前のカンボジアで、クメール・ルージュの大虐殺によって亡くなった、数百万の死者たちへの『慰霊』塔が立つ場所。この訳語やめたほうがいいと思うけど。

 

実を言うと、私はその場所を訪れるつもりはなかった。1週間もシェムリアップの小さな町に滞在する予定なのに、そこに行く気がなかった。負の遺産を訪れて、そのとんでもない死と虐殺の記録を読んで、その後観光に戻れないと思ったからだ。楽しい旅にしたかった。私はそういう程度の意識を持っている。

 

でも、たくさんの遺跡を巡り歩きながら、やっぱりその寺院を訪れようと思った。
アンコール・ワットの壁に未だ残っている銃弾のあとを見たり、内戦期にその部分だけが削り取られて売り払われたという、首のない神像群を見たりした。私は遺跡を学びにきたけれど、遺跡がカンボジアの現代史から隔絶して存在しているわけはないという当たり前のことを考えたからだ。

 

賑やかに車やトゥクトゥクや人の行きかう通りを逸れもせず、すっと入った寺院の正面の門から、すぐに骨が見える。

骨だ。
クメール・ルージュによって亡くなった方の骨が積み上げられた、ガラスの塔が立っている。
うず高く積みあがったクリーム色の頭蓋骨が、初夏の強い日差しを浴びて光っている。
その、ものすごく普通に骨が積んであることの異様さ。
こうも言えるだろう。
骨が積んであるという、本来異様な光景であることを意図的に無視しているかのように。
一瞬普通に見えてしまうほど「普通」に、日の光に晒して、大量の人骨が積んであるのだ。
ぐしゃぐしゃにひび割れた頭蓋や、折れた大腿骨の山を見て、私は私の一般的な想像力で、そこにかつて肉がついていたことを、それはかつて人間だったことを考える。目の前にまさに広がるように、骨がカンボジアの水田に「普通」に積みあがっていたことを考える。

 

ふと、去年訪れた広島を思い出す。私は8月6日の朝に原爆ドームに立った。私は平和祈念資料館を訪れ、原爆死没者慰霊碑を見た。
その時の強烈な違和感を思い出す。

「安らかに眠って下さい 過ちは繰り返しませぬから」

つるつると滑らかな、無害な石板に彫られた言葉は、誰のためのものなんだろうか。
死者は生者に弔われることで、安らかに眠ったりするんだろうか。
死者を「慰める」ことで、生者が安らかに眠りたいだけじゃないんだろうか。
もちろん、原爆や戦争によって家族を直接なくした経験もない私が、その気持ちを軽蔑したり意見したりすることはできない。
けれど、原爆という負の記憶を遺すための場所で、求められるべきは安らかな眠りなのだろうかと思ったのだ。

 

キリング・フィールドを訪れようと思ったとき、私は死者に会いに行こうと考えていた。
しかし、あの場所で私が経験したのは逆のことだったのかもしれない。

 

カンボジア最大の観光都市のど真ん中で、透明なガラス以外の一切に覆われることなく、クメール・ルージュの死者は全然安らかに眠っていなかった。私を含む観光客のカメラのフラッシュに毎日何百回と晒され、彼らが死ぬまで殴られたときの傷をそのままに、銃弾のあとをそのままに、太陽をいっぱいに浴びて、彼らを見る私を見つめ返してきた。

彼らの周りで笑顔で写真を撮る観光客を、その観光客と何の違いもないくせに潔癖症を発揮して軽蔑のまなざしを向けようとする私を、私の書くこの文章を介して彼らを見るあなたを、彼らが見ている。

 

死者が見ている。