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畑の長い話

ざんげ

先日の記事を読んでくださった方々、ありがとうございます。今のところ、嫌なリプライとかもらっていなくて、心底ほっとしています。それで、このブログ、感想とかレビュー用に作ったんだけどもっと日頃考えていることを書いてもいいのかなという気がしたので。

 


昨日電車に乗っていて、川ときれいな人が見えていた。
私は彼女の、お昼の光にピカピカ光る肌と、ひとえの切れ長のまぶたの形、「きれい」以外ないというくらい澄んだ黒い瞳まで「きれいな人だなーーーーー」と見てから、目を思い切り逆方向に向けた。ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

 

『日本の電車』のなかで、見知らぬ人から「きれいだな」「きれいじゃないな」「大人しそうだな」「大人しくなさそうだな」そんな風に見定められることを、私はいちばん怖くて嫌なのに、自分は普通にやってた。それが、もう一般的にどうとか態度に出したかとか関係なく、内心の問題で、つまりほぼ信仰の問題で、本当にその場にうずくまって泣いて謝りたかった。

その人、その子は制服着てた。

 

私が言えたもんではない、本当に私が言えたもんではないのだけど、ほんとに、心底、願っている。どうかあの子が誰にも誰にも誰にも、加害されませんように。この未だに怖い場所で、おそらくしばらくは怖いままの場所で、誰にもひどいことをされませんように。